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№454 歌を忘れたカナリア 日本の主権は

2022/3/30 新基地建設強行の現場から

 日本政府は主権国家と思っていた。しかし、沖縄に関しては主権を放棄して米国へへりくだる。情けなくなる。沖縄・名護湾での米軍の吊り下げ訓練に対してのことだ。林外相は実弾射撃をともわない各種訓練は、提供施設区域外でも認められていると29日述べた。何のための提供施設なのか、戦後70数年たつのにいまだに陸、海、空と膨大な提供施設あることに問題があるのに、提供施設以外でも問題がないとは、あきれてものが言えない。これでは沖縄は植民地ではないのか。よくも主権国家と万歳したものだ。歌を忘れたカナリアという言葉があるが主権を忘れた日本政府何とかならないのか。

      新基地建設に伴う自然破壊に抗議し中止を求める声明  

                   2022/3/29 ヘリ基地反対協

沖縄県が沖縄防衛局による大浦湾の軟弱地盤改良のための埋め立て変更承認申請を不承認とし、すべての工事の中止を求めている中で、沖縄防衛局が3月28日、K8護岸の延伸工事に強行着工したことに強く抗議します。また3月2日には、K8護岸近くにおいて、ヘリ基地反対協ダイビングチーム・レインボーが、明らかに人為的に切り取られたハマサンゴ約100体が散乱しているのを発見しました。複数メディアの問い合わせに対し、沖縄防衛局は「移植に向けた仮置き」「自然に崩落したもの」等と回答していますが、極めて不自然にしか思えません。一方、この間、キャンプ・シュワブ第4ゲート周辺において、米軍施設再編工事及び新基地建設に向けた美謝川切替工事のための大規模な森林伐採・整地作業が行われています。重機で根こそぎなぎ倒すような、見るに堪えない乱暴な手法への怒りに加え、同ゲートは急カーブの続く国道沿いにあり、車両の出入りや通行の際、いつ重大事故が起こるかもしれない極めて危険な場所です。現在、キャンプ・シュワブとして運用されている土地および訓練水域、すなわち一帯の山と海は、太古の昔から地域住民の命と暮らしを支えてきたかけがえのないものです。辺野古・大浦湾海域は世界的にも稀有の生物多様性を誇り、森林は希少種を含むヤンバルの自然植生を残し、森林法に基づく地域森林計画対象森林にもなっています。地球環境が危機に瀕している中で、これらの自然を残していくことは次世代に対する私たちの義務です。それは生物多様性条約に加盟する日本政府の義務でもあるはずです。私たちは、K8護岸の延長工事に強く抗議し、第4ゲートの付近の工事等含め、自然破壊の辺野古新基地建設を直ちに中止することを求めます。

                     

                  お知らせ

         ヘリ基地反対協として

             沖縄防衛局交渉を行います。  

           4月6日(水)午後2時より  嘉手納防衛局

                     

 塩川での抗議行動。  山さん写真提供。

 

 辺野古で抗議 K8延長に抗議  3月29日  写真いずれも山さん提供

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