抗議活動は2021年10月25日より活動を再開しています。感染症対策には今後も力を入れて活動に取り組みます

No.706号 11月7日(3777日目)抗議行動とテント小屋でのカジマヤーのお祝いを紹介します。

 11月7日(3777日目)、朝の8時半より、うるま市、沖縄市、名護市などから約80名が参加し、新基地建設反対座り込み抗議行動が、作業用ゲート前で展開されました。9時近くには、コンクリートミキサー車やダンプトラック30台以上で左折車線を塞ぎ、いつものように防衛局からの機械的な抗議者排除の声が流れます。

 抗議行動は、沖縄市民会議のみなさんが、リードする「沖縄今こそ立ち上がろう」「坐り込めここえ」などのたたかいの歌声から始まります。約40分ほど現場で粘り強く続く抗議行動で、参加者自身が鼓舞されると同時に県民を励ますものです。機動隊が座り込みの抗議者をゴボウー抜きするなど、激しい弾圧が行われ、ゲートをあけ、作業車が次々と進入します。多い時には600台、1時間近くダンプトラックや作業車が進入します。

 10時半からテント小屋で仲井真小夜子さんの「カジマヤー」のお祝いが行われました。

ゲート前のテント小屋で「カジマヤー」のお祝いを行うことは初めてのことです。玉城デニー県知事からの祝辞が寄せられ、それぞれの島ぐるみ会議の共同代表からのお祝いの挨拶が行われ、華やかなお祝いの踊り「かぎやで風」が披露されました。

「カジマヤー」(98歳)は、童心に帰ると言われています。仲井間小夜子さんは、10歳の時のサイパンとグアムの中間にあるロタ島で戦争を体験。友人や親しい人たちを亡くし、本人も意識を失い、埋葬される直前に意識を取り戻し奇跡的に助かっています。「絶対にこのような惨状を2度と起こさせてはならないーー平和な社会をつくりたい」と、教師を続けながら、退職後も「戦争の語り部」として活躍してきました。教師、看護師と、そして介護士を93歳までで続けながら、98歳の現在も辺野古の抗議行動に参加をしています。

厳しいたたかいが続く中、たたかいの現場で、連帯と心温まる華やかな祝いが行われる。写真で紹介します。

     カジマヤーの祝いの仲井間小夜子さん

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