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№436 辺野古の海から

2022/2/7 新基地建設強行の現場から

名護市長選挙をふりかえる

 小さな街の大きな闘いの名護市長選挙にオール沖縄が推す岸本洋平候補は、14439票を獲得したが、政府が推す渡具知候補に5085票の差で敗北した。この敗北から何を学ぶのか。まず、強大な日本政府を相手にがっぷりと4つに組んだ闘いで善戦健闘したと考える。昨日の新聞によると、菅前内閣は1年間で12億4000万円の機密費を領収書なしで支出したと報道されている。このうちの何億円かは名護市長選挙に投入されたのだろうか?。今度の市長選挙は、何兆円もの辺野古新基地建設の利権がかかった小さな街の大きな闘いであった。その点で、利権に群がる人たちにとって死に物狂いの闘いであっただろう。再編交付金なる麻薬を使用して、子供の未来を奪う新基地建設。選挙後、他県の友人から、「お金に負けたのかね」という言葉を聞いた。地元マスコミも書いた。「基地には反対だが、辺野古移設がとまらない苛立ち、失望。辺野古阻止より今ある暮らし」と。確かにそうだろう。沖縄には沖縄の民主主義がある。本土には本土の民主主義あるといった大臣がいた。この沖縄への不条理な扱い。不正義を私たちは、子々孫々に受け継がせるのか?。

 

2月5日の出来事。 上記写真  山さん提供。当日は風が強く。
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