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NO、723 辺野古塾開催

 10月30日(木)、第16回辺野古塾(キャンプシュワブゲート前テントにて、ヘリ基地反対協が当番の木曜日に不定期で開催)を行い、60人余が参加しました。講師は川満彰さん(沖縄戦研究者/沖縄国際大学非常勤講師)、テーマは「政治と行政の戦争責任」。(準備した60部の資料が足りなかったことをお詫びします。)

 川満さんは、沖縄戦を歪曲し正当化する昨今の政治家の発言、米軍による性暴力事件がやまないのは戦争の正当化が根幹にあると指摘しました。戦争ができる方法、住民(子ども)が戦場へ向かう仕組みとして、法律の整備、愛国心・軍隊を正当化させる教育、戦争を正当化させる社会・地域づくりをあげ、現在の状況と酷似していることに警鐘を鳴らしました。

 そのうえで、先の戦争における政府・自治体の戦争責任、メディア(当時は新聞)の責任について具体例をあげながら説明。戦争を正当化させないためには、フェイクを見破る力が必要であり平和を作るための武器は学習だと強調しました。

 1回目と2回目の座り込みの間の時間を使っての講話(約70分)はあっという間で、もっと聴きたい思いでしたが、参加者たちは、二度と戦争を繰り返さない決意を新たにしつつ、2回目の座り込みへと向かいました。

 なお、第17回辺野古塾は12月4日(木)10:20~、内田雅敏弁護士による「琉球列島の軍事要塞化と靖国問題」を予定しています。奮ってご参加ください

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