浜野佐知映画監督(2)
浜野監督とはお話をする機会がありました。監督は男に対して厳しい眼を持っている方だと感じました。それを映画を通して、女性を主人公として表現していると感じます。今回、浜野監督がメガホンを握った「金子文子―何が私をこうさせたのか―」は、金子文子が主人公です。今までの韓国の映画は、朴烈(パクヨル)が主人公でした。浜野監督の映画では朴烈は脇役で、金子文子に焦点を当て、男にはできない生き様を表現しています。浜野監督は映画の男社会で戦い、男にはできない人生を送ってきています。浜野監督のエネルギー、金子文子のエネルギーにぜひとも触れたいと思います。寄稿 かんちやん
映画「金子文子―何が私をこうさせたのか―」は2026年2月28日に公開予定です。


