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NO717 沖縄防衛局は弾圧行為を中止せよ!ーー抗議要請を行いました

 8月27日、沖縄防衛局に対し、目取真俊氏自宅への家宅捜索、安和の死傷事故を巡る人権弾圧などに抗議する要請、及び局前での抗議集会を行いました。ヘリ基地反対協の呼びかけに、各地域島ぐるみ会議の皆さんをはじめ約60人が参加(防衛局との面談には15人参加)し、怒りと抗議の声を上げました。

 面談は、杉本諒太・調達計画課課長補佐ほか2人が対応。反対協からの要請書を手交したあと、4つの要請事項についての回答を受け、45分にわたって防衛局を追及しました。

 要請事項への回答は、①憲法で保障された基本的人権を侵す弾圧行為を中止せよ ②家宅捜索に至る被害の内容を明らかにせよ ➡「警察の捜査中なので応えられない」 ③労働強化・税金浪費の日曜・祝日の作業を中止せよ ➡「委託業者との調整ができている。環境監視等委員会の承認も得ている」 ④民意に反する辺野古新基地建設を直ちに中止せよ ➡ いつも壊れたテープレコーダーのように繰り返す「普天間基地の1日も早い危険除去・全面返還のために移設を進める」―――でした。

 本部島ぐるみ会議のメンバーは、安和の死傷事故を巡って、証拠隠滅、捏造によって被害者を加害者にする動き、事故以降も、現場で防衛局職員が抗議市民を犯罪者にでっち上げる例が何例も起こっていることなどを上げて、強く抗議しました。杉本補佐は、牛歩による抗議行動について、紙を見ながら「トラックの前に意図的に飛び出す危険な妨害行為が連日繰り返されている」と事実に反する認識を何度も繰り返し、参加者の怒りを買いました。

 日曜・祝日の作業については、作業員の負担増加、工費や工期への影響などについて「資料がない」として答えられず、後日文書で答えることを約束させました。総じて「市民の要請に臨む態度があまりにもひどい」と指摘して面談を終えました。

 面談後、報告集会を行い、参加者全員で「辺野古新基地建設を断念せよ‼」とシュプレヒコールを上げました。市民の正当な基地反対運動を潰そうとする、政府・防衛省、警察権力が一体となった市民弾圧を許さないために、今後さらに追及を強めていく必要があります。

 

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