第54回 県民大行動 12月6日
第54回県民大行動がキヤンプシュワブゲート前で開催された。参加者は師走にもかかわらず、560人が参加した▼1948年の韓国済州島で発生した4・3事件を専攻し、沖縄の歴史を学ぶために訪れた済州大学の学生15人も参加した。同大学の教授は皆さんからいろんな力や応援をいただいた。済州に戻ってその力を生かしたいと語っていた。来年の名護市長選挙に出馬予定のオナガさんも決意を表明した▼来年の名護市長選挙や沖縄県知事選に向けて様々な動きが報道されているが、いま最も大切なことは庶民の暮らしを守るのか、それとも大企業、大金もちの暮らしを守るのかが問われているのではないだろうか▼地元にお金が落ちない。懐が寂しい。雨が降っても修理ができない古い家に住んでいる。明日のコメがない。生活保護だけではやっていけない。悲痛な庶民の声に政治はどうこたえるか。南西諸島のミサイル配備、戦争の足音がつよまるなか、秋の夜長?にじっと考える。 寄稿 ウチナー



