2022/03/15 新基地建設強行の現場から
平和憲法を守り弱いものを大切にする国、日本になってほしい。寄稿 神奈川かんちゃん
3月13日に冬季パラリンピック北京大会が閉幕した。しかし、この間もロシアはウクライナ侵攻を続けている。冬季オリンピック北京大会の時は自粛し、パラリンピックがあるのを分かっていてウクライナに戦争を仕掛けてきた。ロシアにとって、他国だけでなく自国も含めて障がい者の冬の祭典などなんとも思っていないのだろう。ウクライナでは学校や病院も攻撃を受け、子どもが50人近く亡くなった。体が不自由な障がい者も逃げることもできず、多くの犠牲者が出ていると想像にかたくない。戦争になると、弱いものが一番犠牲となることは自明の理である。弱いものを大切にする国こそが平和を愛する国と言える。日本ではどうだろうか。労働だろうが福祉だろうが、弱いものが犠牲となり貧困にあえぎ、満足に食事もできず、満足な教育も受けられないでいる。昔1億総中流と言っていたが、今は貧富の差が激しくなり2極化されている。日本も平和の国とは言えないのだろう。岸田政権は、戦争放棄の憲法を持つ日本を専守防衛と言いながら敵基地攻撃の国へと推し進めている。ロシアのウクライナ侵攻を見ていると、軍事施設の攻撃と言いながら民間の住宅や病院・学校まで標的にしている。国土面積の約0.6%しかない沖縄に、全国の70.3%の在日米軍基地がある。戦争となれば、真っ先に沖縄が攻撃され、基地だけでく沖縄県すべてが攻撃対象となり、住民がまた犠牲となるのは明らかだ。平和憲法を守り弱いものを大切にする国、日本になってほしい。