2021/11/14 新基地建設強行の現場から 寄稿 神奈川 かんちやん
今イギリスで国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)が開催されている。日本は岸田総理が演説した。本人は各国から高評価を得たと胸を張り、途上国への資金拠出増額の表明をしたが、環境NGOでつくる「気候行動ネットワーク」(CAN)から、温暖化など気候変動対策にうしろ向きだと、不名誉な「化石賞」が贈られた。温室効果ガス排出削減対策がとられていない石炭火力発電所の新規建設中止を盛り込んだ声明に日本は参加しなかった。日本の若者の関心は低いが、COP26に対して、スウェーデンの環境活動家グレタさん(18)は、参加国はしゃべってばかりで行動していないと強く批判している。気候変動には、待ったなしの対応が必要だ。環境省がイニシアチブを取り、各省庁をまとめ上げて、具体的な取り組みを実行していってほしい。