№373 新基地建設強行の現場から
9月11日沖縄県主催の「辺野古・大浦湾シンポ2021年」が開催された。オンラインで行われた。シンポは日本大学の鎌尾先生と日本自然保護協会の安部真理子さんが基調講演を行い、自然環境や土木技術者を交えてパネル討議を行った。玉城デニー知事は「人類の財産を永遠に消滅させることに強い危機感を持っている。埋め立て工事そのものを中止することだと述べ、討論を踏まえて多くのことを学んだ。さらに取り組みを強めなければならないと。」決意を語った。
自然保護協会の安部さんが語る。
世界遺産に登録されている。ハワイのパパハナウモクアケア海洋国立モニュメントは151万平方キロメートルで7000種だ。わずか20キロ平方メートルに5300週が生息する辺野古・大浦湾は極めて特異で、生物多様性が高く、2019年に日本で初めてホープスポットに認定された。
ミッションブルーの海洋学者アール博士は、「自然生態系を究極の安全保障と考える見方が必要だ。「埋め立て工事で、多大な被害を受けている」又、「海が気候を変動させ、天候を左右し、この惑星の現象のすべてを決定づける私たちの命を守るために、辺野古・大浦一帯はじめとする重要な海を守る時だと。」とメーセージをよせた。