2022/4/1 新基地建設強行の現場から
3月31日 辺野古のキヤンプシュワーブのテント村で第7回辺野古塾が開催された。講師は、元琉大准教授理屋冨祖昌子さん。講演の内容は、ロシアの侵略戦争に反対する学習会。講師の話は歯切れがよく、とても分かりやすい内容だった。巨大な二つの野望国家と沖縄と題して。プーチンの野望は、かつてのロシア帝国を再現し、その帝王として君臨すること。その理想は、ロシアは一つ、キエフ=ローシは東ローマ帝国から冠を授けられた正当な系譜をもつロシア正教である。キエフは大公国発祥の地(ロシア正教の国)である。ウクライナ(スラブとノルマン民族まじりあったもの)の分裂は許されないという、キエフ=ルーシこそわが起源だと。プーチンは気がくるったという報道があったが、そうではないようだ。ヒットラーばりの偉大なゲルマン民族のプロパガンダを思い出す。アメリカ中心のNATOの進出に危機を抱いたようだ。プーチンの侵略戦争と中国の新疆ウイグルへの弾圧。二つの野望国家の反動的策動を許してはならない。