知事の不承認を支持する住民の抗告訴訟
第5回口頭弁論に結集を!
去る8月24日と9月4日、最高裁は相次いで、辺野古新基地建設の設計変更を巡り沖縄県敗訴の不当判決を言い渡しました。知事の不承認を取り消した国土交通大臣の裁決についても、知事に承認を迫った国交大臣の是正指示についても、合法か違法かという中身の審理をせず門前払い。「国の裁決に県は従うしかない」としたのは、地方自治を真っ向から踏みにじり、法の番人としての責務を放棄したものと言わざるを得ません。
辺野古・大浦湾沿岸住民ほか18名を原告とする「知事の不承認を支持する住民の抗告訴訟」は、最高裁が触れなかった公有水面埋立法の要件適合性や国交大臣の裁決の違法性を明らかにさせるために、今後も訴訟を継続していきます。 前回第4回口頭弁論(6月13日)において福渡裕貴裁判長が、事前提出要請に応じなかったという理由で原告意見陳述を不許可とする暴挙を行いましたが、弁護団は冷静に、口頭主義の原則に基づき準備書面の全面読み上げで対抗。その後の進行協議において、これまで通り事前提出なしの意見陳述を認めさせました。前回できなかった地元住民・渡具知武清さんの原告意見陳述にご注目ください。不承認を貫くデニー知事を支え、 最高裁不当判決をはねのけて辺野古新基地建設を断念させましょう‼ 多くの皆さんの傍聴を呼びかけます。
日時 : 10月19日(木)
13:30 那覇地裁前城岳公園集合 13:50頃 傍聴整理券配布(配布にならない場合もあります)
14:30 第5回口頭弁論(那覇地裁101号法廷) / 原告意見陳述:渡具知武清
終了後、報告集会(城岳公園) 訴訟原告団(団長・東恩納琢磨 連絡先:090-7586-3348浦島)/辺野古弁護団