知事の「撤回」を支持する住民の抗告訴訟(2019年提訴)
2019年、辺野古・大浦湾沿岸地域住民15人が原告となり、沖縄県の「辺野古埋立承認撤回」を取り消した国土交通大臣の裁決の取り消しを求めた訴訟は、13回に及ぶ口頭弁論を経て、前任の平山馨裁判長が執行停止に関する決定において認めた(2020年3月)4人の原告適格を福渡裕貴裁判長が認めず、2022年4月、却下の不当判決。原告・弁護団はこれを不服として5月、福岡高裁那覇支部に控訴し、審理が行われてきました。
判決の焦点は、高裁が原告適格を認めるか否かの1点です。認めた場合は、裁判は地裁に差し戻しとなり、地裁において、本論である国交大臣の裁決の違法性についての審理が始まります。原告適格を認めず却下の不当判決が出た場合、原告・弁護団は最高裁に上告することになります。
辺野古・大浦湾では今日も、民意と地方自治を踏みにじり、大規模な自然破壊と血税の無駄遣いが強行されています。司法がそれにお墨付きを与えるのでなく、本来の任務を果たすよう願って判決を見届けましょう。判決の場に多くのご結集を呼びかけます。
日時 : 5月15日(水)
14:00 裁判所前 城岳公園集合 14:20~14:40 傍聴整理券配布
15:00 判決言い渡し (福岡高裁那覇支部201号法廷)
辺野古・住民の訴訟 高裁判決が出ます!
終了後、報告集会(城岳公園)
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お知らせ: 知事の「不承認」を支持する住民の抗告訴訟 第8回口頭弁論
5月28日(火)14:30~ 那覇地裁 (集合は13:30)
住民の訴訟原告団(団長・東恩納琢磨 連絡先:090-7586-3348浦島)/辺野古弁護団