2022/1/27 新基地建設強行の現場から
基地問題解決はあきらめないこと
1972年5月15日は、沖縄が日本復帰した日だ。太平洋戦争末期に沖縄は米国に占領され、終戦後27年間も支配されてきた。日本復帰に際し沖縄は「即時無条件全面返還」(屋良朝苗琉球政府主席)を訴えたが、米軍は居座った。日本復帰時は全国の58.7%だった米軍基地は、今は70.6%にも拡大した。玉城知事は、沖縄復帰50年にあたって「幸福を実感できる島に」とインタビューに答えている。基地問題解決なくては、玉城知事の言う「幸福を実感できる島に」はほど遠い。しかし基地問題について本土では「無理解無関心」となっている。県内においても同様の感がする。基地問題解決は「どうせ無理」ではなく「あきらめないこと」だ。 寄稿 神奈川 かんちゃん