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NO、640 沖縄防衛局どこへいく

2023/11/16 新基地建設建設強行の現場から

 沖縄防衛局どこへ行く

 11月15日(水)に嘉手納の沖縄防衛局に申し入れ、抗議を行った。申し入れ団体は、ヘリ基地反対協・うるま島ぐるみ会議・沖縄市民会議の3団体で行った。緊急でしたが50人近い市民が参加し行った。30分という限られた時間でしたが、沖縄防衛局の姿勢に大きな疑問がさらに深まった。普天間飛行場の危険性の除去、辺野古唯一といつも言うことは同じ文句。やっていることはいかに県民をだまし続けることか。本当に情けない。これで県民のための公僕としての役割が果たせるのだろうか。

防衛局前の市民
 嘉手納防衛局の上空を飛ぶオスプレイ
きれいに咲いたガーリックバイン

    沖縄防衛局長 伊藤晋哉殿

                  要請書           2023年11月15日

                                  ヘリ基地反対協議会

                                  沖縄市民会議

                                  うるま市島ぐるみ会議

 沖縄を再び戦場にする準備がすすめられている。ロシアのウクライナへの侵略戦争やパレスチナでの戦争で多くの無辜の人々が殺されている。今、しなければならないことは、戦争の準備ではなく、戦争を止め又、戦争を起こさない平和の努力だ。 70数年前、国策によって多くの県民が犠牲になった沖縄県民は、戦争反対、基地のない平和を望む。政府は沖縄県民の民意を踏みにじり、辺野古に新しい軍事基地をつくり、大軍拡・大増税で戦争への道へ踏み出そうとしている。そもそも、辺野古の新基地建設は、普天間の危険性除去、県民の負担の軽減を目的にすすめられてきたはずだ。なぜ、1本の滑走路が2本になり、辺野古弾薬庫と連動して弾薬装填場ができ、軍港機能をもつ最新鋭の基地に代わったのか。政府は、新基地建設のために様々なウソをついてきた。そのうえ、石垣島、宮古島、沖縄本島とミサイル部隊の配置と、戦争準備を急ピッチで進めている。そのためには法も無視し、新基地建設へまっしぐらにすすんでいる。すでに報道されているように、大浦湾の耐震設計について沖縄県民をだまし、11月2日の各紙報道のように、軟弱地盤についてウソをつくなど行政としてあるまじき行為を行っている。年内に判決が予定されている、辺野古新基地建設のための代執行そのものの正当性が完全に揺らいでいる。よって私たちは次のことを申し入れる。

   要請項目

  1. ウソで塗り固められた新基地建設を直ちに中止すること。

   質問項目

  • 辺野古新基地の設計地震動になぜ空港基準ではなく、港湾の2007年レベル1の基準で作成したのか。安全性に問題はないのか、その根拠は。
  • 大浦湾の軟弱地盤の存在の把握はいつなのか。又、改良工事は可能なのか、その根拠とかかる日数と費用について。
  • 大浦湾は世界的にも稀有の生物多様性を有し、沖縄県自然環境保全指針で「最も厳正に保全すべきランク1」とされ、地球上で守るべきホープスポットにも認定されている。軟弱地盤の海底は生物多様性を底辺から支え、命の宝庫である。その破壊をどう認識しているか。
  • 玉城知事の不承認が「著しく公益を害する」というが、沖縄の民意や地方自治は「公益」ではないという認識なのか。
  • 辺野古の埋め立ての進捗状況と辺野古新基地建設の完成の見通しはいつになると認識しているのか
  • 塩川港の搬出ダンプ台数や作業時間が住民説明会と大きく食い違っているがなぜそうなっているのか。
  • 米軍幹部は新基地完成後も普天間基地の継続使用をほのめかしているが、日本政府の見解は

          

             

                    

                             

         

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