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№464 峠の向こうには春がある

2022/04/14 新基地建設強行の現場から

 たしか京都の知事だった蜷川虎三氏の言葉だったとおもう。氏の話はとても印象的だった。反動化が迫る1930年代マルセーユの港から汽笛を聞きながら今後どのような世の中になるのだろうかと思ったと話した言葉を聞いたことがある。▼戦後、京都の知事になった時、憲法を暮らしの中に生かすといって憲法手帳をつくって、京都府の全職員にもたせた。京都府庁の前には、憲法を暮らしの中に生かそうという垂れ幕が光り輝いていた。▼先日の沖縄のある市長の言動と違って、月とすっぽんとはこのことかと思う。15の春は泣かさないといって京都の教育に全力を尽くした。又、京都の中小業者対策に力をそそいだ。▼40年のあまりをへて憲法が危機に陥っている昨今その理念と先見性に感動を覚える。理想を忘れ、現実的な選択をとるのが人間なのか▼話は飛ぶが、沖縄の米軍基地は諸悪の根源だと思う。憲法番外地の沖縄から、憲法を暮らしの中に生かす取り組みが必要だろう。峠の向こうには春がある。ニライカナイの向こうには春がある。

 いずれの写真もかんちゃん提供。 
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